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レコード紹介

20170111

今夜の一曲は
The Beach Boys『Caroline No』
アメリカのロックバンド、ビーチ・ボーイズが66年に発表した曲になります。元は中心メンバーであるブライアン・ウィルソン名義でシングルとして発売されており、全米32位を記録。後のライヴではブライアンに代わって弟のカール・ウィルソンがリードヴォーカルを担当しています。
収録された『ペット・サウンズ』は現在、ロック史上に残る名盤として高い評価を得ておりますが、リリースされた当時はそれまでのビーチ・ボーイズの特徴であったサーフ・ロックから逸脱した内容が従来のファンから余り受け入れられず、特にアメリカではセールス的にさほどの成功を収められませんでした。これは実質的にブライアン・ウィルソンのソロ作品に近く、彼の心情を吐露した内容や多重録音を駆使して様々な音響効果を使った音楽性が原因だったようです。ブライアン・ウィルソンにとって渾身の作品だったにも関わらずあまり芳しくない評価だった為、既に精神的な安定を欠いていたブライアン・ウィルソンはその後、次作の制作が頓挫したことがトドメとなり、廃人同然の生活を送ることになってしまいました。88年に初のソロアルバムをリリースして復活を遂げますが、それまでに20年以上もの間、表舞台から姿を消しています。
そんな『ペット・サウンズ』ですが、元はビートルズの『ラバー・ソウル』に触発されて作った作品であり、これを聴いたビートルズ側のメンバーは強い衝撃を受けたようです。そしてこれに影響を受けて制作されたのが『サージェント・ペパーズ~』であり、『ペット・サウンズ』と並び、今日でもロック史に残る名盤として挙げられる作品となっています。

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