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今夜の一曲は
Boz Scaggs『Loan Me a Dime』
アメリカのミュージシャン、ボズ・スキャッグスが69年に発表した曲になります。70年代後半から80年代にかけて流行したAORというジャンルにおいて代表的なミュージシャンであり、76年に発表した『シルク・ディグリース』はAORという枠を超えたアメリカン・ミュージックにおける名盤として名高い1枚となっています。
そんなボズも元々はR&B色の濃い、泥臭い音楽に傾倒しており、60年代にはイギリスへ渡りその後ヨーロッパを放浪するようになります。65年にはスウェーデンで初のアルバム『BOZ』を発表していますが、大きな成功には結びつかずアメリカへ帰国することとなります。高校時代に知り合ったスティーヴ・ミラーに誘われ彼のバンドであるスティーヴ・ミラー・バンドへ加入、2枚のアルバムに参加するものの、脱退することとなりました。その後、少年時代を過ごした南部アメリカへ戻ったボズはソロ活動を再開し1枚のアルバムを製作します。それがこの『Loan Me a Dime』が収録された『Boz Scaggs』となります。
前述のように、この頃のボズは泥臭いブルース・ロックのミュージシャンであり作品もまた彼の志向に忠実なものとなっています。全米チャートで171位と当時は全く売れませんでしたが、アルバムに参加したセッション・ミュージシャンの中に当時まだ無名だったデュアン・オールマンが参加しており、彼の鮮烈なギター・プレイが聴けるということで後世において再評価されることとなりました。邦題ではダイレクトに『ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン』となっており、今に至るまで売れ続けているアルバムとなっています。

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