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今夜の一曲は
Kansas『Play The Game Tonight』
アメリカのロックバンド、カンサスが82年に発表した曲です。彼らの発表したシングル曲としては『Carry On Wayward Son』と『Dust in the Wind』に次ぐチャート順位を記録しており、最高位で全米17位を記録しました。同時に中心メンバーであったスティーヴ・ウォルシュが脱退した後のカンサスにとって最高のヒット曲になりました。
カンサスは73年に結成され、アメリカン・プログレ・ハードの代表格として同ジャンルの中でも最もプログレッシヴ・ロック要素の強いサウンドを構築し、北米を中心に人気を博しました。その影響は80年代に隆盛を誇る産業ロックにも受け継がれており、後続のバンドに与えた影響は非常に大きなものとなっています。
『Play The Game Tonight』が収録されたアルバム『Vinyl Confessions』では前述のように中心メンバーだったスティーヴ・ウォルシュが脱退し、ジョン・エレファンテが加入した新体制での制作となりました。時流に合わせたよりコンパクトなサウンドはカンサス流産業ロックであり、従来のファンにとっては残念な部分もあったかもしれませんが、それでもカンサスらしい叙情性は残されています。ジョンのボーカルもサウンドに合っており、仕方なく音楽性を変化させたというよりは前向きに挑戦したという印象を受ける作品です。

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今夜の一曲は
ZZ Top『Rough Boy』
アメリカのロックバンド、ZZトップが85年に発表した曲です。9枚目のスタジオアルバム『アフターバーナー』に収録されており、シングルカットもされ全米22位・全英23位を記録しました。いわゆるパワーバラードの曲であり、彼らのキャリアを代表する名バラードとして知られています。
ZZトップは69年に結成され、70年代は全米を回ってライヴに明け暮れるなど極めて精力的な活動で人気を高めていきました。数々の大物ミュージシャンと同じ舞台に上がっており、それが彼ら自身への人気へと繋がったと言われています。
70年代後半には数年間の活動停止をしますが、その間にビリー・ギボンズとダスティ・ヒルのヒゲが伸びることとなり、以降は二人の長いヒゲがトレードマークとなりました。
80年代にはシンセサイザーを導入し、サウンド面で大きな変化を見せました。これがセールス面に大きく貢献し、彼らの人気を決定付けるものとなりました。またユニークなPVも特徴の一つで、これも彼らの人気の獲得に繋がっています。

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今夜の一曲は
Stevie Ray Vaughan『Life Without You』
アメリカのミュージシャン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンが85年に発表した曲です。Stevie Ray Vaughan and Double Trouble名義としては3枚目のアルバム『Soul to Soul』に収録されており、アルバムは全米34位を記録しました。本作の発表後、スティーヴィーは麻薬中毒とアルコール中毒の治療のため入院することとなり、表舞台へ復帰するのは89年まで掛かることとなります。
ブルース・ギタリストとして高い評価を得たアーティストであり、彼の名前を一躍に世に広めたのはデヴィッド・ボウイが83年に発表した『レッツ・ダンス』でのプレイでした。同年にはダブル・トラブルを率いてソロデビューを果たしています。80年代において、伝統的なブルースをルーツとしたスティーヴィーの”出現”は改めて古き良き音楽というものに人々が目を向けるきっかけとなりました。
その後、前述のように85年から麻薬とアルコールの中毒を治療するために療養生活へと入りましたが、89年に4枚目のアルバム『In Step』を発表し、見事に復活を遂げます。同年にはジェフ・ベックとのジョイントツアーも成功させ、更なる飛躍が期待されていましたが、90年にヘリコプターの墜落事故に遭い35歳で亡くなりました。スティーヴィーは伝説のギタリストとなり、今なおジミヘンや同郷のジョニー・ウインターらと共に最も偉大なブルース・ギタリストの一人として高い評価を受けています。

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今夜の一曲は
Guns N’ Roses『Paradise City』
アメリカのロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズが87年に発表した曲になります。デビューアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』に収録されており、翌88年にはシングルカットもされました。チャート順位では全米5位・全英6位を記録し、アイルランドでは1位を記録しました。ライヴのトリに演奏されることも多く、ガンズを象徴する楽曲の一つとなっています。
アルバムリリース直後にはアルバムジャケットにクレームが付き、ジャケット変更の上で再発されたり、多くのロックバンドと同様にアルコールやドラッグの問題からMTVがMVの放映を拒否されるなど波瀾のデビューとなりました。それでもレコード会社の説得でMTVが『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』が放映されるようになると一気にブレイクすることとなりました。90年代前半までのガンズはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いであり、それだけのパワーを持っていたことがこのアルバムを聴けば分かるのではないかと思います。

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今夜の一曲は
Mötley Crüe『Helter-Skelter』
アメリカのロックバンド、モトリー・クルーが83年に発表した曲になります。セカンドアルバム『シャウト・アット・ザ・デヴィル』に収録されており、アルバムは全米17位を記録するヒットとなりました。彼らの初期の代表作として、長きに渡って売れ続けた作品となります。
バンド結成当初からアルコールやドラッグに起因する数々のトラブルや事件を起こしており、数あるロックバンドの中でもこれほど話題に事欠かないバンドはそういないと思われます。一方で彼らの徹底したスタイル、そして卓越した音楽センスは多くのフォロワーを生み出すこととなり、80年代におけるHR/HMムーブメントの代表格として世界的なバンドとしての地位を確立するととなりました。日本においてはLAメタルという括りで語られることが多く、また本国に負けないくらい高い人気を誇るバンドの一つとなっています。

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今夜の一曲は
Frankie Goes To Hollywood『Relax』
イギリスのバンド、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが83年に発表した曲になります。デビューシングルとしてリリースされ、イギリスを中心に多くの国でチャート1位を獲得しました。一方で過激な歌詞やSEが問題となり、本国のBBCを含む多くの放送局で放送禁止の処置を取られました。
バグルス、イエスで活躍したトレヴァー・ホーンによって見出され、時代の最先端を行くサウンドとセンセーショナルなイメージ戦略によりデビューから瞬く間にスターダムへのし上がりました。中でも『リラックス』は彼らの代表曲として広く知られ、CM曲を始めとするテレビ媒体で多く使われており、日本においても幅広い世代に認知されている楽曲です。

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今夜の一曲は
R.E.M.『Radio Free Europe』
アメリカのロックバンド、R.E.M.が81年に発表した曲になります。デビューシングルとしてリリースされ、83年には再録音されたものが1stアルバム『マーマー』に収録されました。
R.E.M.はオルタナティヴ・ロック黎明期における代表的なバンドとしてカレッジチャートを賑わせた存在でした。5枚目までのアルバムはインディーレーベルから発表されており、主流のロックからは程遠いサウンドながらもその影響力はバンドのキャリアの発展と共に世界中へ浸透していくこととなりました。
『Radio Free Europe』は再録音されたバージョンが全米78位を記録しています。オルタナティヴ・ロックの最初期の名曲として評価されており、米ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500にも選出されています。

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Lynyrd Skynyrd『What’s Your Name?』
アメリカのロックバンド、レイナード・スキナードが77年に発表した曲です。5枚目のスタジオアルバム『ストリート・サヴァイヴァー』からシングルカットされ、全米13位を記録しました。
アルバムのリリースから3日後にバンドメンバーを乗せた飛行機が墜落する事故が起きており、ロニー・ヴァン・ザントとスティーヴ・ゲインズ、キャシー・ゲインズらが死亡。中心メンバーを欠いたバンドは解散しました。本作はその後に出たシングル曲で、亡くなったメンバーにとっては最後のヒット曲となりました。
76年に加入したスティーヴにとっては『ストリート・サヴァイヴァー』がスタジオアルバムのデビューであり、いくつかの曲では主導権を握り、貢献していました。中心メンバーの1人であるロニーとの関係も良かったようで、バンドは更なる発展を感じさせていました。事実、アルバム発表後に組まれていたツアーはキャリア史上最大のものであり、ロニーの夢であったマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴを含んでいました。
悲劇的な事故によって道半ばでバンドは解散してしまいましたが、10年後にロニーの弟であるジョニー・ヴァン・ザントを迎える形でレイナード・スキナードを再結成、今に至るまで活動を続けています。

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The Velvet Underground『僕は待ち人(I’m Waiting for the Man)』
アメリカのロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが67年に発表した曲になります。デビューアルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』に収録されており、ルー・リードが作詞作曲を担当しました。バナナのジャケットはプロデュースを行ったアンディー・ウォーホルによるデザインで、世界で最も有名なレコードジャケットの一つとなっています。
『僕は待ち人』は60年代のニューヨークを舞台にしており、麻薬をテーマにした楽曲です。「Man」は麻薬の売人を指し、「I」はニューヨークのハーレムに麻薬を買いに来た少年のことです。かなり真に迫った歌詞となっており、作者のルー・リードにとってはよく見慣れた光景だったのかもしれません。アルバムには他にも『ヘロイン』というそのままなタイトルの楽曲もあり、バンド名に違わないアンダーグラウンド感の強い作品が並んでいます。発表当時は商業的な成功を収めることができませんでしたが、同世代及び後進のアーティストに多大な影響を与える作品となり、今日ではロックの名盤として再評価されています。

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今夜の一曲は
Sly & The Family Stone『Everyday People』
アメリカのバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンが68年に発表した曲になります。バンドにとって初の全米1位シングルとなった記念すべき作品です。翌69年に発表された4枚目のスタジオアルバム『スタンド!』にも収録しており、こちらもバンドのキャリアを語る上で外せない作品となっています。
『エブリデイ・ピープル』は人種差別を始め、あらゆる偏見を否定する曲であり、いわゆるプロテストソングとして大変有名な楽曲です。曲中にある有名なフレーズ「Different strokes for different folks」は分かりやすく訳すのであれば「十人十色」となります。黒人と白人の混成バンドの代表格であり、メンバーには男性も女性もいて、やっている音楽はファンクとロックをクロスオーバーさせたものというスライらしい歌詞ではないかと思います。
また、『エブリデイ・ピープル』ではベースのスラップ奏法がレコードに収録された最初期の作品の一つでもあり、音楽面についても革新的な楽曲となっています。そういった意味でも今後も語り継がれていくべき作品だと思います。

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