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今夜の一曲は
Carole King『Only Love is Real』
アメリカのSSW、キャロル・キングが76年に発表した曲になります。7枚目のアルバム『サラブレッド』に収録されており、シングルとしても発表され全米28位を記録しました。同アルバムではデヴィッド・クロスビーとグラハム・ナッシュやジェイムス・テイラーも参加しており、全米チャートで3位を記録するヒットとなりました。
『サラブレッド』は彼女の名声を確立した『つづれおり』以来ずっとプロデューサーを務めていたルー・アドラーとは本作を最後に一旦コンビを解消することとなります。一方、かつての夫であり共同ソングライターとして数多くの名曲を作ったジェリー・ゴフィンとのコンビが復活、単独で自作曲も含めキャロル・キングの良さを前面に押し出すような作品となりました。『つづれおり』に近い作風であり、シンプルながらも暖かさを感じる作品となっています。

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今夜の一曲は
The Beach Boys『Sloop John B』
アメリカのロックバンド、ビーチ・ボーイズが66年に発表した曲になります。名盤『ペット・サウンズ』からシングルカットされ、全米3位・全英2位を記録しました。バハマ諸島の民謡をアレンジした上でカバーしており、『ペット・サウンズ』の中では唯一のカバー曲となりました。そういった意味でも特異な曲ではありますが、一方ビーチ・ボーイズらしい美しいコーラスと暖かさを湛えた曲調はそれまでのビーチ・ボーイズの作風を継承しており、難解な作風となった『ペット・サウンズ』の中で癒される作品となっています。アルバムではA面の最後に入っているのもそういった意図を示しているのではないかと思います。

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今夜の一曲は
Elton John『土曜の夜は僕の生きがい(Saturday Night’s alright for
Fighting)』
イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンが73年に発表した曲になります。全米・全英で1位を記録した『黄昏のレンガ路』から先行シングルとして発売され、全英7位、全米12位を記録しました。
エルトンのキャリアにおいて初めてハードなロックンロールナンバーへ挑戦した作品であり、エネルギッシュな演奏は彼の新たな一面を見せることに成功しました。ライヴでも定番の一曲としてファンからも愛されており、また様々なジャンルにまたがって多くのアーティストがこの曲をカバーしています。シングルとしての売り上げは当時のエルトン・ジョンにしては控えめなものでしたが、代表曲の一つとして今なお愛され続けています。

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今夜の一曲は
Leo Sayer『はるかなる想い(When I Need You)』
イギリスのミュージシャン、レオ・セイヤーが76年に発表した曲になります。4枚目のアルバム『エンドレス・フライト』に収録された曲であり、シングルカットもされ全英・全米1位を獲得しました。アルバムからは先に『恋の魔法使い』がシングルカットされ、こちらも全英2位・全米1位を記録しており、同じアルバムから2曲の全米1位作品を排出する記録的な年となっています。
『はるかなる想い』は『カリフォルニアの青い空』で知られるアルバート・ハモンドと著名な作曲家であるキャロル・ベイヤー・セイガーによる作品です。レオ・セイヤーの魅力あふれる歌声にマッチしたポップサウンドは哀愁を感じさせつつもどこか優しさを感じさせるものとなっています。今ではポップ・クラシックとして広く知られており、カバーも作者のアルバート・ハモンドは勿論、ロッド・スチュワートやセリーヌ・ディオン、クリフ・リチャード等のバージョンが発表されています。

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今夜の一曲は
Kenny Loggins『明日に向かって(This is It)』
アメリカのミュージシャン、ケニー・ロギンスが79年に発表した曲になります。3枚目のアルバム『キープ・ザ・ファイア』に収録されており、シングルカットもされ全米11位を記録しました。前作『ナイト・ウォッチ』に収録された『ホワット・ア・フール・ビリーヴス』を共作したマイケル・マクドナルドと再びタッグを組み、コーラスワークの美しいAORサウンドを作り上げました。マイケル・マクドナルドとはこの2つの曲以外にも『ハート・トゥ・ハート』や『ノー・ルッキング・バック』でも共作しており、盟友といって関係となっています。
『キープ・ザ・ファイア』では前2作に比べよりバンドサウンドを重視した作りになりました。プロデューサーもロック畑のトム・ダウドが担当しており、ロギンスの意向にも沿ったものだったようです。こういったサウンドは80年代のロギンスの代表曲である『フットルース』や『デンジャー・ゾーン』へと繋がるものであり、彼の可能性を広げるきっかけとなったのではないかと思います。

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今夜の一曲は
Leon Russell『Hummingbird』
アメリカのミュージシャン、レオン・ラッセルが70年に発表した曲になります。ソロとしては初めてのアルバムである『レオン・ラッセル』に収録されており、自主レーベルであるシェルター・レコードから発表された最初のアルバムにも当たります。
10代の頃からキーボディストとして活動しており、この頃からJ.J.ケイルやデヴィッド・ゲイツ、デラニー&ボニー等と共演していました。70年からはソロ活動を始めることとなり、多くの自作曲が様々なアーティストにカバーされ、高い評価を受ける事となりました。
『ハミングバード』もB.B.キングやジミー・ペイジにカバーされており、彼の代表的な作品として広く知られている楽曲です。彼の音楽はCCRの様なバンドと共に「スワンプ・ロック」と呼称されるようになり、アメリカ南部や東海岸のミュージシャンやイギリスのミュージシャンなどへ強い影響を与えることとなりました。

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今夜の一曲は
Eric Clapton『Lay Down Sally』
イギリスのミュージシャン、エリック・クラプトンが77年に発表した曲になります。自身の異名をタイトルとした『スロー・ハンド』に収録されており、シングルカットもされ全米3位を記録しました。同アルバムには名バラードである『ワンダフル・トゥナイト』も収録されており、クラプトンのソロにおける代表作の一つとして高い評価を得ています。
『レイ・ダウン・サリー』はカントリーブルース調の楽曲となっています。クラプトンに強い影響を与えたJ.J.ケイルのスタイルによって作られており、バンドのメンバーもソングライティングに貢献しています。なお『スロー・ハンド』ではJ.J.ケイル作曲の『コカイン』がカバーされており、『レイ・ダウン・サリー』も含めケイルの強い影響下によって制作されたアルバムだということが示唆されています。

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今夜の一曲は
Dave Mason『Feelin’ Alright?』
イギリスのミュージシャン、デイヴ・メイスンが73年に発表した曲になります。オリジナルはメイスンが在籍したトラフィックが68年に発表しており、セルフカバーという形で発表される事となりました。
トラフィックが1stアルバム『ミスター・ファンタジー』で成功を収めた直後、そのことをプレッシャーと感じたメイスンはバンドを一時的に脱退することになります。ギリシャへと向かったメイスンはそこで『フィーリン・オールライト』を作曲、翌68年にトラフィックのセカンドアルバムを収録する際に復帰し、合わせて本曲もレコーディングされることとなりました。そういった経緯がありながらも本作はシングルカットもされ、デイヴ・メイスンにとっても代表的な作品となりました。また発表後から70年代にかけて多くのアーティストがカバーされており、特に69年にジョー・コッカーが発表したバージョンはカバーする際の雛形となる名カバーとして知られています。

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今夜の一曲は
Paul McCartney & Wings『Band on the Run』
イギリスのミュージシャン、ポール・マッカートニーがウイングスと共に73年に発表した曲になります。ウイング名義としては3作目となる『バンド・オン・ザ・ラン』のタイトル曲であり、アルバムのセールスでは世界で600万枚以上の売り上げを記録、チャート順位でも全米・全英で1位を記録する大ヒットとなりました。ポールのソロ活動において最も高い評価を得た作品であり、また今に至るまで彼のライヴの定番曲として親しまれている作品が多く収録されています。
名盤として名高い『バンド・オン・ザ・ラン』ですが、作品の完成までに多くの困難に見舞われたことでも知られています。アルバムのレコーディング前にウイングスに在籍していたヘンリー・マカロックとデニー・シーウェルが脱退、グループはマッカートニー夫妻とデニー・レインだけとなりました。それでも3人でレコーディングを開始しますが、デモテープの盗難を始めとする多くのトラブルが発生しています。それでもポールが多くの楽器を担当し、制作された本作は前述のように大きなヒットを記録することとなりました。

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今夜の一曲は
Yes 『燃える朝焼け(Heart of the Sunrise)』
イギリスのロックバンド、イエスが71年に発表した曲になります。リック・ウェイクマン加入後、初のアルバムとなる『こわれもの』に収録されており、アルバムの最後を飾る楽曲として発表されました。同アルバムからは代表曲となる『ラウンドアバウト』も収録されており、シングルカットされ大ヒットを記録しました。『燃える朝焼け』も後に映画やCMで使用されており、このアルバムの楽曲の中では比較的知名度の高い作品となっています。
『こわれもの』のアート・ワークではイエスファンにもお馴染みのロジャー・ディーンが初めて担当しており、その印象深いデザインは多くの人を魅了することとなりました。次の作品となる『危機』でも同じメンバーで制作されることとなり、『こわれもの』と合わせて彼らのキャリアにおける傑作として評価されています。

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